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リオ・アビセオ 国立公園
RIO ABISEO
National Park
複合遺産1990,1992年登録
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熱帯雨林の原生林と多数の遺跡の複合遺産
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リオ・アビセオ国立公園はペルーの東部にあります。
1990年に世界遺産に登録された文化と自然の複合遺産です。
この国立公園は、ペルーの中央部を縦断するアンデス山脈東部とアマゾンのジャングルの間に広がる熱帯雨林の原生林で、
絶滅種とされたヘンディーウーリー・モンキーが発見されるなど、多くの絶滅危惧種が生息している地域です。アマゾン川
の支流であるマラニョン川とウアリャガ川との合流地点に位置しています希少な植物や130種類にもおよぶ鳥類も生息し
ている南米でも有数の自然保護地域です。
また、この中の高地に約8千年前のものといわれるグラン・パハテン遺跡など多数の遺跡もあり、これらの理由で複合遺産
として登録されています。広さは1,500平方Kmです。
1986年から一般の人は立ち入り禁止となっています。ブラジルのアマゾンが乱開発で、自然破壊が進んでいる事を考えると、
南米の貴重な自然保護は全地球的にも大事だと言えます。
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