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アレキパ
AREQUIPA
文化遺産
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白い火山岩で造られた建物が並ぶペルー第2の都市
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リマから1030km、標高約2300mのアレキパは、人口90万人を擁するリマに次ぐペルー第2の都市。鉱物、セメント、ビール、製糸などの産業に加えて豊富なフルーツも産出する豊かな土地だ。 別名白い町Ciudad
Blancaと呼ばれ、町の中心には白い火山で造られた美しい建物が並ぶ。アレキパという名前は、この町を建設したインカの第4代皇帝マイタ・カパックが言った「アリ・ケパイAri
Quepay(ここへ住みなさい)」というケチュア語が由来という。 内陸部にあり、山のふもとに位置するため、空気が澄んだ冬には雪帽子をかぶったミスティ山やチャチャニ山といった6000m級の山々がはっきりと望める。 町の中心となるアルマス広場は、コロニアルなアーチに囲まれ、北側には白い巨大なカテドラルが立ちはだかる。この清楚なカテドラルと、広場を見下ろす山々のコントラストはなんともいえず美しい。 市内最大のみどころは1579年に建てられたサンタ・カタリナ修道院。外部は白い壁で囲まれ、1970年まで外界との接触を断った修道生活が営まれていた。ひんやりとした内部は迷路のように回廊が巡らされ、当時の家具や幾世紀もわたって収集された美術品が展示されている。 |
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