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チャンチャン遺跡
CHAN CHAN
Archaeological Zone
文化遺産1986年11月28日登録
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インカ帝国に破れたチムー王国時代の首都
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1986年、ユネスコの世界文化遺産に登録されたチャンチャン遺跡は、紀元1100年頃からインカに征服されるまで栄えた、チムー文化の都市跡。チムー王国とは、エクアドル国境沿い700km余りの地域を支配下とした、紀元1100年頃から、インカに征服されるまで栄えていた王国文化である。 複数の地区からなっているチャンチャン遺跡で見学出来るのは一部で、Palacio Tschudi と呼ばれる遺跡は主神殿、儀式の広場、墓地、食料倉庫など、計8つの区画からなっている。また、遺跡の壁にはチムー時代の特徴でもある、鳥や魚をモチーフにした浮き彫りが続いている。
チャンチャンは、ペルーに数ある遺跡のうちでも飛びぬけて大きく素晴らしいと評判。遺跡は、ペルー第3の都市トルヒーヨから西へ7キロに位置し、リマからのアクセスも比較的簡単。
入場料 チャンチャン遺跡・博物館・エスメラルダ・ワカやドラゴン・ワカのセットで約350円程度。太陽・ワカと月・ワカは別に約350円。その他、世界遺産の碑 チャンチャン博物館も見ておきたい。
所要時間 チャンチャン遺跡1.5から2時間。すべて回ると4〜6時間位なのでリマからの日帰りも可能だが、リマを午後に出るならトルヒーヨで1泊すると良い。写真・ビデオ撮影はフリーだが、撮影の場合は回りの観光客の迷惑にならないようにしたい。
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